後立山周辺(長野白馬村) 八地(1150m)、岩蕈山(1289.7m) 2016年11月13日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:37 林道(駐車場所)−−6:51 尾根に乗る(林道)−−6:55 八地登山道入口−−7:00 八地 7:05−−7:07 林道−−7:25 別の林道に合流−−7:28 電気柵−−7:34 岩蕈山 7:37−−7:44 電気柵−−7:55 尾根を外れる−−8:04 林道(駐車場所)

場所長野県北安曇郡白馬村
年月日2016年11月13日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場林道脇に駐車余地あり
登山道の有無あり(林道)
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望八地:無し  岩蕈山:あり
GPSトラックログ
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コメント南側から上がる林道を車で入れるところまで入り、その後は歩き。尾根上にも林道があり岩蕈山までほぼ林道歩き。林道〜八地間は登山道あり




南から上がる林道からスタート 標高1060mのタンク?までが現役の林道
タンク?より先は廃林道状態 標高1100m。完全に廃林道
このピークが八地。携帯基地局のアンテナあり 鞍部が接近したところで廃林道を離れる
1130m鞍部で尾根に乗ると林道登場 八地北側は急斜面で南側に回ってみることに
八地南側には道あり 案内標識。でも八地の文字は無い
「天狗の庭コース」入口右側に別の道あり 予想通り八地に向けて上っている

八地山頂の携帯基地局 アンテナは白樺を模しているが周囲に白樺は無い
基地局前の山頂標識 基地局南側の灌木藪の中が最高点
八地から見た白馬岳方面 八地から見た北東側
ショートカットで法面を下った 尾根上の林道を歩いて岩蕈山を目指す
岩蕈山のスキー場はかなりでかい
ゲレンデから見た後立山。かなり白くなった
品川ナンバーの車が入っていた 山頂付近は何故か電気柵で囲まれていた
電気柵に沿って登る。今は通電されていない 山頂直下のでかい建物
建物の西側が岩蕈山山頂 岩蕈山山頂
岩蕈山山頂の360度パノラマ写真(クリックで拡大)
岩蕈山山頂付近から見た焼山 日向ぼっこしながらゲレンデを下る
ゲレンデと廃林道は遊歩道でつながっている 駐車場所に到着


 栂池高原の手前にあるのが岩蕈山で大規模なスキー場で有名な場所。登山道の有無は知らないが地図を見ると林道があり、あちらこちらからゲレンデが山頂まで繋がっているので簡単に登れるだろう。

 まずは地形図で東側から上がる林道に入ってみたが、鎖の車止めがあったのでUターン。次に南側の別荘地と思しき場所から上に伸びる林道を目指す。実際には別荘ではなくスキー客用の宿泊施設が多かった。林道入口にはゲートも案内看板も無く工事中の看板があるダートの道に変わるが頻繁に車が入っている形跡が見られて普通車でも問題無し。工事現場は通過可能なように重機は路側に置かれていた。このまま山頂まで行けるかと思いきや、小さなカーブが連続する場所で突如として道の状態が悪くなり、普通車では通行不能だ。手前には半地下式のタンクのような構造物があり、そのメンテ等のためここまで林道が現役で使われているのだろう。ここからは歩くことにする。

 半分廃道化した林道も歩く分には問題無し。樹林が開けた場所では白くなった後立山が朝日を浴びている。まだ真白というほどではなく地表に少し積もった程度だと思うが、これからは天候が悪化するごとに白さを増すであろう。

 最初の目的地は八地という山名事典記載の山で1150m峰だ。林道がその北西側の1130m鞍部を掠めるところで草地を突っ切って尾根に乗り移るとゲレンデ上には立派な林道が登場する。八地の北側から見ると八地へ登る尾根は切り立っておりちょっとヤバそうなので逆側からアプローチすることにして東側のゲレンデを緩やかに下る。てっぺんには携帯電話基地局のアンテナが見えているので整備用の道があるはずと予想したが、ピークの南側を巻くらしいゲレンデから西へ入る道を発見、そこには「天狗の庭コース 岩岳山頂〜山麓方面」と書かれていた。この道が八地に続くのか不明だが、岩蕈山山頂への夏道はあるらしい・・・と思ったが、帰宅してからよく考えたらこの道は麓へ下る方向で、山頂へはゲレンデを登れということらしかった。

 標識から僅かで右へ道が上がっているのを発見した。案内は無いがたぶんこれだろうと進んでいくと、途中から階段で斜面を上がるように左へ曲がり、どうやら正解らしい。無事に尾根上に出て僅かに南下すると携帯基地局が登場し、そこには「八地山頂」の標識が地面に落ちていた。最高点は僅かに南の潅木の中だが基地局前を山頂としても誤差の範囲だろう。基地局のアンテナ塔は白樺の木に擬された珍しいものだった。ただし、この辺りでは白樺は無いので木の種類の選択に疑問は残る。でも積雪して周囲が白くなれば逆に目立たなくなるかも?

 林道に戻って緩やかなゲレンデを歩いて山頂を目指す。この傾斜だと初心者コースかな? 途中のリフト駅にスキー場のでかい案内標識があったが、あちこちにいくつものコースがあって覚えるのは大変そうだ。やはりかなり大きなスキー場なのであった。

 右手から林道が合流すると轍が見られるようになり、私が歩いた廃林道とは別ルート、つまり入口に鎖の車止めがあった林道が現役らしい。林道が右へ外れて再びゲレンデ中央に戻ってくると、その前方に車を発見。近づくと品川ナンバーで地元とは思えない。とすると、あの車止めは施錠されておらず手で外せるようになっていたのかもしれない。まあ、今回の歩きは大した労力ではないので損をした気分にはならないが。

 車の駐車地点のすぐ先はなぜか電気柵で囲まれたエリアがあり、林道上も電気柵が横切っていた。畑でもない場所になぜにして電気柵? 念のために柵を跨ぐのはやめて柵に沿って上に向かう別の道へ。試しに長い草の葉で電気が流れているか「人体実験」をしてみたがビリビリ感じることはなく、通電されていないようだったので柵が低い部分で歩きやすそうな場所に移動して上を目指した。山頂まで電気柵が登場することはなかったので、山頂部分を広範囲にぐるりと取り囲んで設置されているようだった。でも目的が分からない。野生生物が施設に何らかの害を与えるのだろうか?

 傾斜が緩むと広い山頂部に到着。スキー場の休憩施設らしいでかい建物が鎮座し、その西側が僅かに高くなっている。近寄ると三角点を発見、岩蕈山山頂だった。南側と東側の樹林が開けるが東は建物が邪魔をしているし、山頂部は平坦なので南側も近くは地面に邪魔をされて見えない。展望を楽しむなら南に移動して肩のような場所の方がいいだろう。車の主は周囲に見当たらなかった。

 帰りは往路を戻る。

 

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